土地を所有するだけではデメリットに~有効活用方法を考える

土地を相続したり、空き屋問題で近所に迷惑がかかると考えて更地にしたりなど、土地を所有・維持する方が増えています。維持できない為に売却する人も多くいますが、思い入れがある為、なかなか売却できないという状況の方も中にはいます。

ではどうして維持できなくなってしまうのか?土地を維持するデメリットについて考えてみたいと思います。

土地を所有すると何がデメリットになるのか?

デメリットの一つとして挙げられるのが固定資産税がかかる事かと思います。固定資産税は所有している土地にかかる税金で、1月1日の時点で所有している場合、所有者は納税しなければいけません。価値がある資産とは利益を生み出すものですからこの時点で家を売るように土地の売却手続きを進めていくことが無難ではあると思います。

土地を相続した場合

親からの相続で土地の所有者になった場合、今まで支払っていなかったのに、固定資産税を支払う必要があります。どのくらいの額になるかは固定資産税評価額によって決まりますので、地域によって異なり、もし相続して、そのままにした場合と、毎年、固定資産税がかかってきます。

例えばですが、現在40歳で年間の固定資産税が12万円、30年後に息子に土地を相続させる場合で考えると、ただ維持し続けた場合、固定資産税だけで12万円×30年=360万円かかります。

相続で土地を所有するのは良いですが、使い道などについては予め家族で相談するなり、両親と話しあっておかないと、動こうにも動けない状況になってしまいます。例では単純計算で360万円かかる計算ですが、さらに近所に迷惑がかからないように手入れも必要になってきます。実家を離れていたりすると土地の管理も簡単にはいきませんので、その辺も考えて相続する必要があります。

考え方の一つですが、土地を売る選択もありますし、駐車場などの需要がある場所であれば、最低限年間の税金が支払えるくらいの土地活用方法を考えても良いですね。

初期投資費用もあるので、簡単ではありませんが、駐車場経営であれば、資金ゼロでも可能な場合もありますし、建てて貸すと言った方法に比べれば、少ない資金で始めれられます。現在の自分の状況と出来る事を考えて最適な方法を選ぶのが良いと思います。

空き家問題で建物を解体し更地に!

空き家問題が大きくなっている状況ですので、隣に迷惑をかけたりする可能性を考えて、解体して更地にしようとする方がいます。

何も間違ってはいませんが、注意して欲しい事は更地にしてしまうと固定資産税が上がってしまうという事です。

すぐに倒壊する危険性がある場合は解体するのはしょうがないかもしれませんが、中には倒壊するレベルではない空き家を解体する方がいます。

まずは、空き家を今後どのようにするのかを話し合う事が大事です。例えば今後住む予定があるのか?それとも貸してほしいという人がいるのか、管理できるのか?誰かに管理を任せられるか?などあらかじめ家族で相談した上で更地にする必要があります。

自ら更地にして、支払う税金が増えるのはもったいないですよね?倒壊の危険性が無いのであれば空き家があるだけで住宅用地となりますので、特例措置で固定資産税が1/6になります。

土地の有効活用方法は無いのか?

上記で固定資産税の話しをしましたが、ではどうすれば良いのかについては立地も関係しているので一概には言えません。ですが、はっきりさせた方が良いのは、まずは行動する前に、今後どうしたいかを決める事です。

今後住む予定が無いのであれば、管理の手間も考えると、土地活用ではないですが、売却という選択もあります。もし今後その土地に家を建てるのであれば、それまでの期間はムダになるので駐車場経営やコンテナボックスビジネスなど比較的、低コストで可能な方法で土地を有効活用し、固定資産税の分くらいは収益を上げ、時がきたら家を建てるという方法もあります。

また、土地の広さや地域性を考えて高齢者の人口が多いなど、介護施設などの需要があれば、介護施設を作るのも方法としてはありますよね。

どの方法にするかはコストの面も大きく関係してきますし、失敗したらすぐ違う活用方法へとは簡単にはいきませんので専門家に相談するなり、活用方法を考えた方が良いと思います。